アルプスで白き星咲く峰に咲く
花の名はエーデルワイス雪に似て
ひとひらの岩上の白風を待つ
でんのうで
わたしぼんやり
ゆめのかげ
境界で
わたしきえゆく
波の海
細い紐
世界つながる
ゆめのはし
法律とは、人生を一瞬の詩に変へてしまはうとする欲求を、 不断に妨げてゐる何ものかの集積だ。 血しぶきを以て描く一行の詩と、 人生とを引き換へにすることを、 万人にゆるすのはたしかに穏当ではない。 しかし内に雄心を持たぬ大多数の人は、 そんな欲求を少しも知らないで人生を送るのだ。 だとすれば、 法律とは、 本来ごく少数者のためのものなのだ。